新機能GPTsが新たにリリースされました。
この機能で自分専用にカスタマイズしたChatGPT(チャットボット)を簡単に作ることができます。

早速、当社でも実践してみましたが、あまりの簡単さに衝撃を受けました。
たったの5分で、総務社員が「社内FAQ対応のチャットボット」を作成してしまったのです。

この記事では、GPTsについての説明と作成したチャットボットについてご紹介したいと思います。

これまでは、ChatGPTのチャットボットを作成する際にはOpenAIのAPIなどを活用してシステムを開発していましたが、今回発表されたGPTsを使えばエンジニア以外の方でも、気軽にシステム開発ができるようになりました。

作成方法もシンプルで、チャットで会話しながら、GPTに何をやらせたいかを説明し、読み込ませたいデータをアップロードするだけです。

以下の動画にあるチャットボットは、「社内規則に関するPDF」をアップロードして作成した物になります。

正答率を確認するために、社内規則に関する質問をしてみましたが、正答率は80~90%近いと感じております(筆者私感)

社内の問い合わせチャットボットとしては、十分な回答を得ることができました。

今回、正答率が100%にならなかった理由としては、アップロードしたデータに依存するようです。

以下のようなデータへは回答できませんでした。

このことから、ChatGPTが苦手な処理があるようですが、今後の進化に期待するのと、アップロードするデータを整理すれば回答率も向上すると思われます。

また、GPTsで作成したチャットボットの公開範囲については、「非公開、リンク共有者のみ、一般公開」から選べます。

非公開で自分専用チャットボットとして、英語の先生ボットを作ったり

組織内で、社内活用に利用できそうですね。

当社でも、他のボットも作成中です!!

例えば、道路の亀裂をレベル1~10で診断するカスタムボットを作成してみました。

現段階ではメッセージ数に制限があるなどのデメリットがありますが、将来的には、各ビジネスパーソンが自分でカスタマイズしたmyチャットボットを持つことが現実的になるのではないでしょうか?